ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

今日の羅列

  • 新宿紀伊國屋ホールでまた12月27日(火) 18時00分〜「奇妙奇天烈『新宿寄席』」、12月28日(水) 14時00分〜「激突三世代トリオ」、18時00分〜「恒例年末助合いオークション」が開かれることをTBSの土曜ワイドで知る。切符が今日から売り出しだと矢崎泰久がいうので、電話をしてみる。ぱきぱきしたお姉さんが出てらして「はい、お名前と電話番号をどうぞ!一度お申し込みになるとキャンセルできませんけど、良いですねっ!」とお叫びになる。思わず臆しながら「あ・・は、はい」と答える。そういえば外国から帰ってきた年だったかの年末に顔を出したことがあって以来のことかもしれない。たまにはね。「寒空はだか」が芸名だなんてねぇ・・・。時々浅草・東洋館【電話03(3841)6631】に出演していると土曜ワイドで木村万里さんが紹介されていた。
  • 先日投函した「喪中葉書」にファックスでお返事を下さった方がおられる。本年、喜寿をお迎えの方で、父も母もお世話になった方。母が死んだ時に多くの方にご連絡する方法がほとんど分からなかったという結果、この葉書までお知らせすることができなかったという事態を象徴している。この方には昔、三重県の津の駅で偶然お会いし、駅前の鰻屋で豪勢な昼飯をごちそうしていただいた想い出がある。喰いものしか想い出さないという申し訳なさである。
  • 昨日作ったボルシチもどきというか、ミネストローネもどきというか、そんなスープを繰り返し喰う。おいしくておいしくて。あ、写真を撮れば良かった。多分明日の朝はこの中にご飯を入れて洋風おじやになんかしちゃう。これを私は「リゾット」と呼ぶことにしちゃう。
  • 矢崎といえば、こちらを読むとよく分かるが、詳細は「話の特集と仲間たち」新潮社刊に当時の世相とともに大変面白い。ちなみに「創」先月号巻頭の田原総一郎に対するいちゃもんトークは何度も書くが非常に興味深い。めったにそんなことはしないけれど、思い立ったので、矢崎泰久をググって見た。すると、なんと彼はFM相模という83.9MHzの地域局で金曜日の夜に30分番組を担当しているという。良いなぁ、あっち方面の人。
  • 下流社会三浦展著、光文社新書を読んだ。ず〜っと、200ページほど“団塊の世代に比べて団塊ジュニアの時代は二極分化がこんな具合に進んでいます、「上」は意外と保守的で既存のジェンダーあるいは価値観に戻っていて、「下」は夢もなく、家からも出ず、もういいや感にとりつかれていて・・・云々”を書いている。そして、最後の結論だ。“私は「上」だ!”意識ぷんぷんで、挙げ句の果ては“上流は所得や地位にふさわしい義務を課すべき“で、それは「ノブレス・オブリージュ」だ、なんてことをのたまう。江戸期の大店の旦那が周囲に与えていた施しとそこからおよそ脱却できずに続けていた明治期の新興財閥のお慈悲から、なんも学ばないなんとも浅薄な書物であったことが情けない。こんなものがベストセラーなの??何で、金子勝が帯に名前を出しているのだろうか。学部の卒論あたりだったとしたら相当に面白いと私も評するだろうけれど。ひどくがっかりした。