ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ラジオ深夜便

 今日は加賀美さんの日。眼が覚めたら夜の11時過ぎで、ラジオからは加賀美さんが「左手のピアニスト」舘野泉さんにインタビューをしている。舘野さんは今年で70歳だそうで、フィンランドヘルシンキと東京をいったり来たりしておられるそうである。最初は随分難しそうな方だなぁと思ったのだけれど、聴いているうちにどんどん興味がわいてきた。「随分左手をないがしろにしてきた」と仰るのを聴いて、私はギクッとした。そう、左手のことをいつも補助者のように感じていた。二曲聴かせていただいたが、「森の精と不謹慎な牧神」(正式な曲名かどうかは知らないが)はとても左手で弾いている曲とは思えなかった。捜して聴いてみよう。
 その後は岡山の民話の方が犬にまつわる民話を聞かせて下さる。中身もさることながら、私にとっては岡山訛りの民話は妙にはまる。それは死んだ両親が岡山出身だからである。言葉の端々におやじやおふくろ、そしてその親戚の人々の話っぷりを思い出させる。