ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

自分が怖い

前にも一度書いたことがあるのだけれど、今、大きな本屋さんにいくと(そういえば最近は街の商店街にあったような地元の本屋さんに入ったことがない)、文房具について書いた本というジャンルができあがっているようで、何冊もお目にかかる。パラパラッとしか見たことがないので、そんなことを云う資格はないぞといわれるのかも知れないのだけれど、できるだけ見ない。見たい気持ちが本当のことをいうとあるのだけれど、できるだけ見ない。なんでか。欲しくなる可能性が高いから。もちろん、実物を手にしてからの話なんだから、そんなに毛嫌いする必要はないのだけれど、ついついその気になってしまいそうで自分が怖い。それと同じ理由で、アップル・ストアーの前を通ってもあんまり入らない。銀座のトラヤとか浅草のトラヤにも入らない。横目で見て通り過ぎるだけである。欲しくなる自分が怖い。欲しくなるのに決まっているからである。自明なんだ。じゃ、なんで伊東屋は平気ではいるのか。簡単。中2階の万年筆売り場のショーウィンドウだけは覗かないのである。覗くと自分が怖いからだ。ましてや昔のように声を掛けて書き味を試させて頂くなんてことはしない。しかし、ボールペン売り場ではどんどん書き味を試す。その気になってもそれほどのコストではないからだ。よぉ〜く考えてみるとつまらん考え方だなぁ。