ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

あいつ

 ご好評にお応えして。
 私の部屋に入ってきて机に向かっている私の後ろで、なんだか「みゃぁ〜」とかいいながらうろうろしていたと思ったら、なんと寝室に私の蒲団を寝やすくなるようにセッティングしろってことだった。蒲団を仕舞ってはいけないのである。くれぐれもお断りをしておくけれど、私が無精だから蒲団を出しっぱなしにしているのではない。あ奴のためにこうしてわざわざそのままとしておくのである。尤も一番便利なのは、酔っぱらって帰ってきてそのまま潜り込むことが可能な私ではある。で、そうそう、あ奴は寝たんだろうと三つ折りにした掛け布団をめくってみると、案の定である。で、首を突っ込んで肉球をいじくりまわしていると、しばらく黙っていたものの、突然牙をむいて「しゃ〜っ!」。周りに「ざまぁみろ」と笑われる。あんな奴は同士でもなんでもないのだ。