ほぼ足りてまだ欲 その先

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なぜ今昭和30年代なのか

 先日某大学院の某専攻科の研究紀要を見ていたら、修士の院生が修論完成間際に亡くなってしまい、完成寸前だったその修論を掲載していた。つまり修論にしては大変に優秀だということなんだろうと思う。いや、なんで「思う」かというとまだ読んでいないからだ。しかし、その題材をちらっと見て、気になって仕方がない。だったら早く読めばよいのだけれど、自分が入手したものでないから、そうそう持ち出せないでいると云うことでもある。その題材というのが「今なぜ昭和30年代なのか」というようなものなのである。それは私が今現在興味を持っている米軍占領期の日本の直ぐあとに来る年代である。そして、確かに西岸良平の「夕日の三丁目」や、下町風俗資料館山形県高畠町の町並み、どこかの町おこしじゃないけれど、この辺確かに興味深いところである(だったらさっさと読めばいいのに)。