毎年6月の第2週と決まっている学会に行く。会場は陸の王者大学。東門が見あたらないと思ったら6年前にビルになっちゃっているんだそうで、あまりの違いに面食らった。最後にこの辺にさしかかったのは一体全体いつのことか。東京駅からのバスに乗る。昔、このバスには何度も乗った記憶があるのだけれど、それがいつのことでなんのためだったのか、全く想い出せない。親子連れ、外国人を連れたグループなんてのが東京タワーの下で降りていく。シンポジウムは最初のうちは本当に建前の発言しか出なくて、こんなことならやっぱり途中で帰れば良かったという気になりかかった頃にばっちりと本音を醸し出す人が現れる。しかし、時既に遅く時間がいっぱいになって終わってしまう。伊東屋によってメモパッドとボールペンのリフィルを買って帰る。
休み時間に構内へ出てコンビニで買ったおむすびを食べる。ところが大量の藪っ蚊が発生していて這々の体で逃げた。この雰囲気が最近出会わなかったもので、懐かしかったけれど、あんまりウェルカムではないな。
