どうもどんどん沈むことが発生してきていてなかなかモチベーションを高めることができない。どんどん動けなくなりつつある。
そのうちのひとつが中高年のメールによるダメージというものがある。今の若い人達のメールを見ると（そんなにめったに皆さん見せてはくれないけれど）絵文字をがっぽり使ってあって、ニュアンスを柔らかくしている効果がある。ま、かなり使いすぎていて、ちゃらちゃらしていて苛ついたりするんだけれども、ぴちゃっと云いっきりにしてしまうよりは怖いことは起こらない。
しかし、私のような年齢になっている人達はメールを書き始めて何年も経っていないから、テキストだけのニュアンスの伝達になれていない。例えば「わぁ、やればできるじゃぁ〜ん」と「やればできるじゃん」の間にはニュアンスが明らかに違う。後者には「なんでそれなのにお前は今までそれをやらなかったのか」と糾弾しているニュアンスがある。もっと凄いのは「あはぁ、ばかぁだぁ〜」と「ばかっ」では全くニュアンスが違う。前者では「(^o^)ｱﾊﾊ」という雰囲気が感じられるが、後者では「もう、お前とは絶交だっ」というニュアンスが読めてしまったりする（そりゃ行き過ぎかも知れないけれど）。
そうかといって、いい歳をからげた人が絵文字をちらばしてメールを書かれたりするとちょっと信頼感に不足を感じてしまったりする。これはmixiなんかでも同じだ。どうすれば良いんだろうか。丁寧に書くしかないんだろうか。そうして考えてみると確かにつっけんどんに読めてしまうメールには携帯電話から送られてくるものがその大半である。
私はその昔、ニフティなるものに属していたことがあるが、10年ほど前には私自身もそうだったのだろけれど、良くフォーラムやホームパーティといったところでしょっちゅうテキスト発言のつっけんどんさで人の恨みを買ったりして絶交状態に陥る人がいたし、私自身もそれで傷ついたり、傷つけたりしてしまった思いがある。これだけの人達がパソコンを使って発言しはじめたのはついこの前のことであるのだから、まだまだ黎明期である。これからももっと様々な事件が起きるだろうという気はする。私もそろそろ友人を失いつつあるのかもしれないと覚悟している。
