ほぼ足りてまだ欲 その先

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南極

 第一次観測隊といえば、松本船長、西堀越冬隊長、村山観測隊長である。村山さんが88歳でなくなったそうである。防衛庁が建造を計画している「しらせ」の代換え船は予算250億円、ゴミや廃棄物、氷に付くペンキにも気をつけたものとするのだという。「しらせ」には何年も前から生ゴミの船内処理装置を搭載しては実験をしていたことを知っていた。ある人から教えて貰ったのだ。南極での観測がこれだけ継続されてきたことによってどんなことが明らかになってきたのか、そしてそれがこれからの人類に何をもたらしてくれるのか、という点について私は全く明るくない。と、ここで気付いたことは正しい姿だった。ところが、今年の夏休みに上野の国立科学博物館で「ふしぎ大陸南極展」をやっていたというのである。なんで?と思ったら今年は南極観測50年なんだそうだ。なるほど、私が改造された「宗谷」を見にいったのが二次航前で、あれが小学校三年生だったはずで、丁度勘定が合う。私は船のことにばかり興味がいっていて、肝心の南極観測に全く気がいっていなかった。気がついたら、そんな催しはほとんど終わりだった。遅れてやってきたつうわけだ。