ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

えっ!

 昨日はとうとう一度も家から出なかったので、今日は高田馬場Big Boxの古本市の最終日だということもあり、久しぶりに古本をあさろうと山手線に乗る。いつからなのか知らないけれど、扉の上についているモニターに星占いが出る。それが出てきたからおもしれぇなと思いながら自分の星座の順番を待つ。すると自分の星座占いの最後に「自宅ですごすのがベストです」と書かれていた。オイオイ、出かけてきているからこの電車の中の星座占いを見られているわけで、そりゃいくらなんでもずるいじゃないか。
 古本の方は収穫結構ありかも。

  • 「菊亭八百善の人びと」宮尾登美子 新潮文庫1998:私が小説を買うなんて滅多にあることではない。
  • 「象徴天皇の誕生 昭和天皇と侍従次長・木下道雄の時代」高橋紘 角川文庫2002:
  • 「世界の客船」柳原良平、中村庸夫 保育社 カラーブックス 1983:当時の世界の客船を中村の写真、「世界の艦船」提供の写真、柳原のエッセーというわけで船好きには結構貴重。
  • 「戦後補償法 その思想と立法」今村嗣夫、鈴木五十三、高木喜孝 明石書店 1999
  • 「人種偏見」ジョンW・ダワー 猿谷要監修 斉藤元一訳 TBSブリタニカ 1987:原題War without Mercy 文庫版「容赦なき戦争」平凡社の元本
  • 「私は日本軍に抑留されていた」シリア・ルーカス 巻正平訳 双葉社 1975:日本軍占領下のフィリッピンで3年半の捕虜生活を送ったイギリス人女性の日記が原材料になっているという。
  • 「小さな江戸を歩く」馬渕公介 小学館 1993:これまで自分が訪ねたことのある登米、海野宿、大内宿、喜多方、妻籠、馬籠、飛騨高山を含めた面白そうな街をサライがまとめたもの。
  • 「欧米人捕虜と赤十字活動 パラヴィチーニ博士の復権」大川四郎編訳 論創社 2005

 家に帰ってきてテレビのニュースを見ているとなんと新橋の機関車前広場で大がかりな古本市が開かれているのだという。明日は雨で風が強いというのだから、それこそ出かける気にはならないから自宅でじっとしていることになるだろうか。
高田馬場から東西線をつかって八重洲ブックセンターに向かう。「はてなダイアリー実戦デザインカスタマイズガイド」の在庫があると聞いたからである。さすがに八重洲ブックセンターで、銀座方面では全く見つけられなかったこの本をばっちし入手。それにしてもちょっと高くない?おかげで帰宅してから最初にやったのはこのブログのタイトルを大きくすることだったという程度。これだけだったらやっぱ、むちゃくちゃ高くつく。
  【写真:現物、ただしこちらは並】
 途中で腹が減ったのだけれども、何が食べたいという決め手を持たずにあるいていたので、全然きっかけを見つけることができず、とうとう最後は八重洲地下街にはいる。昔この辺に美味しい海鮮丼があったんだけれどなぁと思って歩いていたら、そんな雰囲気にぴったりの海鮮丼(尤もこれは上だと書いてあるが)のサンプルを見つけたので、思わず舵を切ってしまった。今時こんな落差があるとも思わず頼んでしまい、ものがきた時には思わず「間違ってますよぉ〜!」と皮肉でいいたかったほどである。高田馬場にいたんだからもっと旨いものがあっただろうになぁ。雑誌売り場では論座は12月号が出ていた。東京人は中央線特集らしいので、捨て置く。月刊現代はさほど触手伸びず。創は新しいのは出ていない。世界もまだ。雑誌売り場に別冊正論「【徹底特集】本当に汚辱の戦争だったのか」なるものが平積みであった。さすが鹿島のお店は凄いモンなぁ。今日はちょっと草臥(くたび)れて5階まで上がる気にもならず、新書・文庫のチェックをさぼった。フーコー・コレクションの#6が出ているはず。