ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

NHK-BS hi

 ハイビジョン特集「世界一美しい村に住む人々  〜イギリス コッツウォルズ〜」。コッツウォルズの数ある庭園を一体いくつくらい見せてくれるのかと思ったらチッピング・カムデン*1のキフツ・ゲート・ガーデンをじっくりとその四季を見せるのであった。チッピング・カムデンの町は職人が集まってきた町なのだそうでそんな職人の中から銀職人に焦点をあてて、そっちの軸からも見せてくれた。できればもっと他の庭も見たい。できればマトンの匂いを想い出したくない。どんなに「ここのは大丈夫だよ」といわれてもやっぱりダメだったのだ。挙げ句にマトンのレバーのパイ、なんてものを食べさせられたことすらある。それにしても野菜のみじん切りと挽肉を炒め、その上からマッシュド・ポテトを載っけ、オーブンで焼いたあのディッシュは旨そうだけれどね、マトンの挽肉でなければ。1時間50分をじっくりと見てテレビの前を離れたのだけれど、その後が「世界ふれあい街歩き」で今日は「ロンドンのシティ」であった。一緒に取材してしまったんじゃないの、という感じ。四半世紀ほど昔にロンドンを通りかかったことが三度ほどあり、そのうちの一回はロンドンに駐在しておられた先輩のところにお世話になって、St. Paul'sの教会にも入ったことがあるはずである。しかし、今回驚いたのはあのてっぺんのドームは完全なる球形になっていて、反対側にいても壁に向かって囁くとその反対側にいる人が壁に向かうとそのささやき声が聞こえるというのである。こんな年齢になるともうあんなところまで上がることはできないのだろうか。

*1:こちらのカムデンはCampdenと綴るのだそうである。私が知っているカムデンは当然の如くCamdenである。