ほぼ足りてまだ欲 その先

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教育基本法

 参議院の特別委員会で教育基本法の審議が始まる。舛添が質問に立って中継が始まる。占領期にできた憲法教育基本法戦後60年経ったんだから変えるべきだと主張する。彼のいい方は「良い所、現状に合わない所」といういい方ではなくて「正しい所、正しくない所」という認識である。おぼっちゃんは「帝国議会が審議した」と慎重である。伊吹は文科省は未履修の問題、不登校の問題等で地域の教育委員会はごった返していると表現。そんな状況で基本法を真剣に審議する状況になっていないことを図らずも自民党の質疑で吐露している。そりゃそうだろう。大体においてこの時期に教育基本法を改定しなくてはならない、そもそもの理由付けができない。
民主党・蓮紡の質疑は面白かった。多分あれは見積単価をそのまま適用していたのだろうけれど、あまりにも詳細に単価を設定しすぎたかも知れない。それにしても全体を大きくいただこうとすると普通の感覚では考えられないような項目を造るしかなくなってしまうということを表していると云っても良いかもしれない。ひょっとするとあの日本一大きな広告代理店はあの種の項目作りを自ら提案しているかも知れない。提案といえば、あの質問の口火を切るための役割を依頼した相手、あるいはその後の何人かの質問者の設定についてはイベント・ディレクションを担当するその広告代理店が提案していることだって充分に考えられる。まさにその時の最終責任者の官房長官だった人に責任があるんじゃないかという連坊の質問に対するおぼっちゃまの回答はなんとも歯切れの悪いものだった。そりゃまぁ、誰がどう見ても最終的責任を持つべきは当時の官房長官であることは火を見るにも明らかで、フロントの担当者を切っただけでは終わりようがないと思う。この際、そのエレベーター・ボタン押し係を提供していたあの日本一だと自らも認識している広告代理店を特別委員会に呼んだら良いんじゃないのか。
あんまり面白くて出かけようと思っていたのになかなか腰が上がらなかった。挙句の果てに友人に持っていこうと思っていたものを家に忘れてきた。