何をしていたのだろうか

　和弓の攻撃能力に私は相当に疑問を感じていたのだけれど、都立井草高校の弓道部の事故では30m以上先にいてもこれがあたると重傷を負ってしまうくらいに攻撃能力があると言うことが証明された。最初にこの事故の話を聞いた時はてっきり洋弓の事故だと思っていたので、良く頭に当たって命が助かったものだと思ったものであった。それにしても弓道部の的の後ろなんかをなんで歩いていたのだろうか。そんなに簡単に人が入ることができるのだとすると、弓道部の練習ではそこに見張りを置く、というようなことを何故していなかったのだろうか。こういう事故というものはどうしても想像のつかない行動や意識で起きるものなんだけれどね。腑に落ちない。