昨日どなたかがブログに浅草の松屋で古本市をやっていると書いておられたので、早速行ってみた。デパートの古本市に行ったのは久方ぶりである。この浅草の松屋のビルは2階が東武日光線の駅になっている。だから松屋としては2階の売り場がない。一階からエスカレーターに乗ると2階にあたるところが踊り場のようになっていて自動扉で東武線の駅に行けるようになっている。ところが残念なことにその自動扉のすぐ向こうが駅のトイレなんである。だからそのエスカレーターの踊り場から3階にかけてはいつ行っても鼻がムズムズしてトイレの存在を確認することになる。
全会場を廻ったがなかなか思うようなものにあたらない。
- 「マッカーサーの政治改革」ジャスティン・ウィリアムズ著 市雄貴・星健一訳 朝日新聞社 1989
- 「戦後思想を考える」日高六郎著 岩波新書黄版142 1986 第14刷
- 「南極新聞 上・中・下」朝比奈菊雄編 旺文社文庫 1982 :南極地域観測隊第一次遠征期間中に発行されていた日刊新聞である。なんと驚くことにほぼ毎日刊行されていたというのだ。しかも隊員一同全員の住所録まで掲載されているのには時間の経過を感じないわけにはいかない。文庫本3冊にしては随分と良い値段だったけれど、私には宝の山のように思える。
- 「嵐が丘」エミリー・ブロンテ著 中村佐喜子訳 旺文社文庫 1980
- 「エミリー・ブロンテ」 キャサリン・フランク著 植松みどり訳 河出書房新社 1992
- 「子どもが<少国民>といわれたころ」山中恒著 朝日選書218 1982
- 「太平洋戦争」家永三郎著 日本歴史叢書 岩波書店 1973 第10刷