ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

一日は長い

 6時起床。実はその前から眼が覚めていたけれど、蒲団の中でラジオをつけてもぞもぞする。なにしろ現場8時集合なので早い。昨日リハをした人たちは今日は朝10時集合だったのだそうだ。今朝リハは3組。
 終了して控え室に連れて行って貰うと、これが大変に複雑な経路を辿る路。ここから途中でミーティングがあったのだけれど、それ以外は「待ち」。ただひたすら「待ち」。腹は減る、眠い。スケジュールの読みがたっぷりだったらしくて、いざ進行しだすと、何やら油断のできない雰囲気。みなさん曲が短いのかどんどんいっている様子。やばい雰囲気がしてみんな着替えだす。結構前倒しでお知らせがきてしまう。現場に到着するとふたつ前まで来ている。ひとり合流しない。覚悟を決めると、現れた。

 前の組のパフォーマンスが凄い。皆さん、思い入れ凄い様子。うちはいつものパターン。格好もシンプルならば、やっている曲もシンプルだ。床においたカードが裏返しになっている。途中でひっくり返す。暑い。無事終了。降りてくると冷たい飲み物なんかサービスされちゃう。細かいことを考えて人を配置していることに驚く。早速開放感に浸ってソフトクリームなんて食べちゃう。ビル風が涼しい。
 最後に賞を貰ってしまって驚く。西の方から皆さんで上京されてきた二家族合同バンドの小学生達が「グランプリは!」でドラムロールのあいだ、両手組んで祈っているのにもかかわらず、である。それにしても小学生の息子が腕にタトゥーを入れるのを許す親の気持ちは私には死ぬまで理解はできない。
 打ち上げに帰るも、2時間半ほどで解散。もう、眠い。付き合えと友達が言うが、とんでもないくらい疲れていて「帰れ!」と別れる。一日が長い。それでも人生一回りのこの年に良い経験をさせて貰ったものだ。