ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

 夜10時前に寝てしまう。真夜中になってなんだか変わった夢で眼が覚める。どこかわからないのだけれど、大学のキャンパスをデイパックを担いで歩いている。ところがやたらと本屋さんがあってそのひとつひとつに首を突っ込む。なんだか気になる本をこちらで一冊、あちらで一冊と手に入れながら歩く。そこがどこの大学かわからないのだけれど、8年前に私が在籍していた大学からここに進学してきた院生に二人も出会う。なぜか彼らがその大学の名前を口にしていたのだ。で、その旨申し上げて、連絡先を教えて貰う。ふと自分が着ているものを見てみると紺色の37年前に外国で買った毛糸のチョッキを着ているのだけれど、その模様が弾丸がガラスに貫通したようなパターンになっていて変わっているなぁと思ってよく見ると、それはもう穴が開いているのだったのだ。きっと誰も彼もがみすぼらしいオヤジだなぁと思っていたんだろうなぁと急に恥ずかしい。と思うと手にしていた本がなんかの雑誌のバックナンバーが束ねたものになっていて、「あ!どこかの本屋で自分が抱えていた本をどこかに置いたら、この束と間違えて持って来ちゃったんだ」と気付く。どうしようかなぁと。そこへ警備員の制帽制服を着た人が話をしている。よく見ると昔一緒に仕事をしていた後輩だ。思わず懐かしくなって声をかけると彼は毅然としてなんとか学園大学のなんとか課長をやっていて、それが今注目されている成長産業なんです、と答える。へぇ、大学でも成長産業なんだと断言できるようなところがあるんだぁ、と感心するが、彼はどうも「私はあなたとは違います」といいたかったようなのだ。なんだ、つれないなぁと思ったところで眼が覚めた。