ほぼ足りてまだ欲 その先

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ビルマの台風被害

 とうとう犠牲者の数が1万5千人になんなんとし、まだまだこれ以上の死者が判明するのではないかといわれるほどの大被害になっている。テレビ画面で見るとほぼ壊滅的で、バングラディシュの台風被害に見る様な湿地帯が多く、なかなか水が引かない様にも見える。新憲法の賛否を問う国民投票実施が今度の土曜日に実施される予定になっていたらしいが、この被害でしばらく延期にされるのだろうと思ったら一部では24日に延期されるが激甚被災地域に指定されているミャンマー南部のヤンゴン管区の40町区と、エヤワディ管区の7町区以外の地域では予定通り10日に実施する(NIKKEI.NET 080506 16:45)」のだそうだ。軍事政権にとっては当然他の勢力がその力を伸張させにくくするために憲法を改正するのだからこんなことにめげてはいられないというところだろうか。
 私はこれだけの被害が出ているのであれば、これを回復するためには軍事政権は動きが取れなくなるのではないかと思ったけれど、どうなんだろうか。各国が早速支援物資の搬入を始めているらしいけれど、本当に一般市民の手に届くのかどうかはどうしたら見張ることができるのだろうか。これをチャンスに一気に民政化に進むということはありえないのだろうか。

  • 『【バンコク6日共同】ミャンマー国営ラジオは6日、同国を直撃した大型サイクロンにより、2万2000人以上が死亡、行方不明者が約4万1000人に上ると伝えた(東京新聞2008年5月6日 23時15分)』
  • 『軍事政権は救援物資の受け入れを表明したものの、欧米諸国からの救援に当たる人員へのビザ発給を遅らせており、国際社会はいら立ちを募らせている。(毎日新聞 2008年5月7日 7時44分(最終更新 5月7日 8時58分))』

(軍政に反対して「ミャンマ」という呼称を使わず、敢えて「ビルマ」と呼んでいます。)