道路整備費財源特例法改正案を与党はこのまま衆議院で三分の二を行使して成立に持ち込むという意向のようだ。一般財源化を口にしてちょろっと擦り寄った振りをしてみたけれど、簡単に既得権保持連中にころっといかれてしまったと云うことなんだろうなぁ。というか、そんな気もなかったということを簡単にばらしてしまったということか。そして国家公務員制度改革基本法案が審議入りしたけれど、民主党が本気になった天下り規制を求めているのに対して、与党の姿勢は徹底していない。これは多分今国会で成立することは難しいだろうと云われている。与党はこうして実質的に自らの信頼感を自ら壊していっているのはどうしてなんだろう。いつまでたっても気がつくことができない、あるいは気がつきたくないという組織的な欠陥は変化のしようがないと云うことなのか。だとしたらこのままじり貧になるのを座して待つのか。あまりにも脳がなさ過ぎないか。尤もそれならそれで、充分なんだけれど。
