ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

5年しか持たなかった

 ある日、机の前に座ったまま椅子を引き寄せるとキャスターががたがたした。おかしいなぁと覗くと何か黒いものが散らばっている。何だろうと見ると、何と椅子のキャスターが割れているのだ。この椅子は5年前に格安量販店で、買ったものだ。安物買いの銭失いという指摘はいつでも私にはぴったりで、今回もそのままの表現があてはまるものでもある。そういえば今回の旅の途中で鞄に付いている4つのキャスターのうち、前に付いている小さい方のキャスターがボロボロになった。これまた安物買いの・・という教訓があてはまる。何か考えないと。
 御徒町の量販店にオフィス・チェアを売っているスペースがあったことを思い出して、床屋に行くついでに見に行った。月曜日ならさしもの混雑で有名なお店も大丈夫だろうと見当をつけていって見ると案の定、フロアーには店員が一人電話にとりついているだけで、他には誰もいない。彼が電話を終わって「どんなものをお探しですか」と聞いてくれたので、あまり期待せずに云ってみた。あそこに大きな椅子は入らないし、リクライニングなんかしなくても良いからパソコンのキーにとりつく、あるいは本を読むという姿勢をサポートしてくれるものが欲しいと云った。今流行のメッシュの椅子に座ってみるとやっぱりホールディング感がとても気持ちがよい。座面が深くなくて背中を押してくれるもので、肘かけも頭を保持してくれるものも要らないとリクエスト。小売希望価格から3割引で入手。これでまた部屋から出なくなるかも知れないという恐怖はあるけれど。
 パソコン再生作戦をどの様に立てるべきかを考え出来るだけ金のかからない方法を模索しに銀座に出てビックカメラからアップルストアを歩く。現有するMacBookと古いタイプのMacMiniにそれぞれ役割を振り分けるという考え方を思いつく。実現するかどうかはなかなか微妙だ。アップルストアにはfirewireのhubなるものが6000円台で存在するが、ビックカメラには全くない。
全然話が違うがWindowsのラップトップの売り場を通りかかると、友達が云う様にメールを取るくらいの小さなものがいくらも出ている。安いものでは4万円くらいのものが存在する。こんなものをアップルが出したら売れるんだろうになぁ。ジョブスはそんなところ理解できっこないだろうけれど。1kgにもならない軽い機械だ。こういうものを見るとwindowsは良いなぁと思ってしまう。
 さすがに街には警官の姿が溢れている。角を曲がった時に3人組の警官と出くわすとやっぱりどきっとする。通り過ぎてから、あぁ、後ろ姿でも良いから写真を撮れば良かったと思う。
 Amazonのメルマガに保阪正康の「若い人に語る戦争と日本人 」(ちくまプリマー新書)が7月7日発売とあったから本屋に入ってお伺いしたら「明日の発売になっています」というお返事だった。他に寄る元気がなくてそのまま帰る。