昨日のニュースを見ていたら自民党の総裁選挙立候補の5人は午前中のテレビ局行脚を終わってから全員で新潟に行き、5人が手をつないで万歳のようにして車の上からアッピールしたらしい。なんだか降参のように見えないでもない。なんと全部で18ヶ所で街頭演説をするらしい。呉越同舟、具体性に欠け、声を張り上げるだけだ。与謝野馨はこういう状況になると声が通らないから、当然不利になるけれど、そりゃしょうがないね。それにどうせ麻生だということになっているわけだってみんながそういっているんだから、そうなるんだろうし、これは実は総裁選挙のための演説会じゃなくて、すぐに解散しちゃったあとの総選挙用のキャンペーンなんだろ？とみんないってる。あ、訂正。「みんな」は嘘だ。私は日本国民みんなに聞いてなんていないからね。
北の独裁者が重病だという噂が流れたってなんにもしない福田は、その後の記者会見もしないのかね？彼は今でも首相じゃないのか？町村某は今でも官房長官だといって記者会見しているんだから、福田も今でも首相なんだろ？「やーめたっ！」といった途端になんにもしなくて良いの？え？引っ越しの準備で忙しいの？いいねぇ。サラリーマンだったらやめると宣言してからあとが大変だよ。あ、そうか、彼は石油会社にいたんだものなぁ。なぜか知らないが、前任者の安倍某はぼろくそだったけれど、福田はあの時ほどバッシングされないのはなんでだろう。毎度のことでみんなも慣れちゃったのかなぁ。
それにしてもあの5人衆はなんと捉えどころのない話ばかりしていることか。「霞ヶ関をぶっ壊す」ってどうやって？ 小泉の「ぶっ壊す」だけ戴いただけじゃないか。「そして立て直す」という。ここがみそ。なんにもしなくても、いや、なんにも出来なかったとしても「立て直したんだ」という・・・・そりゃ無茶か。
「まず景気をよくして、次に財政再建に取り組む」ということはまず、大企業を支援し、優遇措置をするということに手をつけるということで、財政再建は後回しだということであり、これまでの「したたり落ちるしずく理論」の延長線上に過ぎなくて全く新味がない。
グダグダとどうでも良い田舎芝居はもう良いから早く解散しろ。もう、君ら5人の万歳なんて絵にもならないニュースをテレビで流さないでいただきたい。
