先日久しぶりに逢った昔の職場の現役からメールを貰ったら、私の一回り上の先輩がお書きになった回顧録の一部がpdfになって添付されてきた。45頁ほど。昔から饒舌な方だったから、筆の方もどんどん走るらしくかつての職場のことがばんばん書かれている。ご本人でないとわからない部分もたくさんあるけれど、元々同じ業界だから概ね推察できるので面白い。当時の上司についても書かれているがもちろん名前もなくて知っている人だけには「あぁ、あの人だ！」とわかる。奥付代わりの最後の頁にはちゃんと著者近影もあり、これまで書きためたもののタイトルもリストアップされていてどうやらその一部はネットでも公開されているようである。そこにメールアドレスが記されていたのでさっそくメールをお送りすると夜にはお返事を戴いた。まだまだお元気であるが、よく考えると我々の先輩の中でもあの方はまだお若いのである。56歳でリタイアして、そこからヨットの操船を覚えアメリカズカップまで見に行くようなヨットフリークになられたのだそうだ。気持ちもさることながら財力も相当だ。
