ほぼ足りてまだ欲 その先

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どこで呑もうと

 麻生太郎がどこで酒を呑もうとそれは良いじゃないの。金持ちが金持ちにしか呑むことのできないところで呑むのに文句はいえないだろう。彼は金持ちなんだから。
 だから庶民生活なんてものを理解する気のない奴を「権力のトップ(安倍元首相談)」に置いちゃう、そんな政党を選び出している国民が間違っているだけだ。
 これ見よがしにスーパーに立ち寄って見せて、したり顔のコメントをしてみたり、通りかかりのタクシーの運転手にわざわざ反対側の窓を開けさせて、そこに肘をつき、報道陣には反対側から写真を撮らせて、如何にもフランクなおやじを、実際は全くそうでもないのに、演じてみせるあいつのセコイ人間性も好きじゃないけれど、それをわざわざ取材して、そのまま載せてみせるマスコミもバカヤロウだ。
 こっちは発泡酒に塩豆だっていうのに、といわんばかりのテレビのモーニング・ショウの論調も腹立たしい。
 日頃から彼の親戚はブルジョワで(古い言葉だけれど)、夏には軽井沢のそれぞれの別荘に鮨職人を東京から呼んでホームパーティーを開くような連中なんだから爪に火をともして暮らしているような一般庶民のことなんて推察したりできるわけがない。国政の議員に二世、三世議員が多いということはそうした状況を理解するなんてことができるわけがないことを明確に表している。
 小泉の27歳の息子が立候補するんだそうだが、ええ歳したおばはん達はあたかも氷川きよしを見るような眼でチヤホヤするんだろうなぁ。そんな程度のことで簡単に騙されてしまうんだからしょうがないんだな、これは。そういうレベルなんだよ。