ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

手がこんでおります

 最近の新聞各紙のウェブサイトを見るとどこからどこまでが客観的な(ま、そんなことはありえないけれど)記事で、どこからが広告なのかわからないというそんなページが繋がっている。もちろん新聞本紙ででも、彼らの週刊誌の紙面でもなんだかまるで記事にそっくりなニュアンスの広告頁があるからそれがあってもおかしくないということはできる。
 だけれども印刷物ではちょっとそんな知識があれば判別できそうだけれど、ネット上ではなかなか判別しにくい。スポンサー側が勝手に持ってくる中身だからチェックしないということになっているのだろうか。読売のサイトに繋がっている三菱商事の広告頁は姑息なことに何回にもわたって高校生を海外のプロジェクトの現場に連れて行ってその感想を書かせるというもの。見慣れていない若者に外国現場の大きなものを見せて感動文を書かせるという奴である。まさか高校卒の社員を求めているわけではなくて、少子化の社会を見据えて今から目を向けてもらおうというもののようだ。豪州の石炭露天掘りのサイトでは「コマツ」の車輌もメーカー名入りで出ているから「コマツ」からも広告掲載費を負担させているんだろうなぁと思わせる。深慮遠謀型広告。