ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

Hobartの南

 サラマンカ・マーケットがことのほか楽しくて、なかなか去りがたく、いつまでもうろうろしていたいと周りの芝生にいってみると今度はバグ・パイプの一団が大演奏会を繰り広げている。本当は南にどんどん走っていってBruny Islandへフェリーで渡ろうかと思っていた。しかし、なんだか執着心が欠けているようで、たかだか40kmほどを走ってそのフェリーの乗り場まで行っただけで、あっちに寄ったり、こっちに寄ったりしながらホバートに戻ってくる。途中で様々な花が今を盛りと咲き続けており、その度に停まったり戻ったりしながら写真を撮る。チラチラしていたシャワーは結構まとまって降り始める。それでも南に下がると降っていない。かつて知り合いの鮭の養殖場があったMargateにさしかかったので、曲がってみるとその施設には当時ライバル会社であった企業の看板が掛かっていた。買い取られたのだと聞いた。その近くには古い古い蒸気機関車となん輛かの客車を置いて店にしている「Margate Train」なるものもある。ちょっと気まぐれに曲がってみるとアルパカの牧場に遭遇した。
 帰りはKingstonから海側の道を取る。前にもやってきたショット・タワーにも寄る。あたかも煙突の如しであるが、これは溶けた鉛をてっぺんから下に落とし、その間に表面張力で丸くなる性質を利用して弾丸を造ったものなり。