ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

次から次に

 元々そういう点では病気持ちだった麻生太郎だから、びっくりはしないけれど、だからこそ選挙までのホンの中継ぎだったはずなのに、本人がその気になっちゃっていて自民党公明党も困っているというのが本音じゃないのか。「政局よりも政策」なんてちょっと見まともな発言に聞こえるけれど、彼がやっていることと実態は全くの乖離状況にあるんだものなぁ。
 社会保険制度とはそういうものなり、という反論をそりゃもう盛りだくさんに戴いちゃって、参っちゃったのかと思ったけれど、あやまりゃ良いんだろう的な態度にはイメージ回復できず、もうダメかもなぁ。
 「病にある人の気分を害したなら、その点はおわびする」という発言は「私はそんなことはないと思っているけれど、「気分を害した」という人がいるというのであれば、そりゃわるいっけね、てなもんだといっていることだから、これを謝っているととるのは如何なものかと思う。私はこれは謝っていないと思う。どうしてこんないい方しかできないのか。素直じゃないからだ。ま、どう見ても素直な人じゃないんだからしょうがないんだろう。
 予防に努めている人と努めていない人の保険料が同じなのはおかしいというのであれば、そうした動きをすればいいわけで、それが政策というものだと思う。しかしながら付け加えておくと、どうやってその人がそんな努力をしているのかいないのかを見分けるのかという問題がある。夏休みの小学生のように毎朝ラジオ体操に行っている人が判子を押してもらうようなカードをつけるんだろうか。じゃ、自分ひとりで毎朝ウォーキングに汗を流している人はどこで判子をもらうんだろうか。どうよ?
 そもそも病気は予防しようとして努力すれば成果の出る生活習慣からなるものもあるけれど、そうでないものの方が数倍多いし、やっかいな場合が多いような気がする。気がするだけで統計は取っていないけれど。だからなんでも予防できるのかといったら大間違いだよ。幸いにしてその歳まで病気に悩まされないできた自分の幸運を喜んで、それだけの収入がある、渋谷の松濤の豪邸に暮らし、軽井沢でホームパーティーができるんだから喜んで保険料をたくさん負担するべきだと思うよ。けちくさいんじゃないの、どうせカップラーメンの値段も知らないくせに。(あ、簡単に低次元議論に乗せられてしまった。)