ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ひとりでめしを喰う

 私はひとりで飯を外で喰えない。つまりひとりで外食ができない。何が原因なのかというと、注文してからそのオーダーがやってくるまでの間をいったいどうやって持たせればいいのか、なのだ。しかも、それが来てからどのような顔をして食べればいいのかがわからない。そんなのはどんなことを過ごしても良く、ぼ〜っとしていても良いのであり、食べているときも誰が見ているわけでもないんだから、どんな状況で食べていても多分誰も文句を言わないのだろうに、である。だから、できるだけ外で買ってきて自分の部屋でひとりで何もいわずに食べるとホッとするのである。
 今回も殆どtake-awayで自分の部屋で食べた。最も多用したのはタイ飯屋のtake-awayとwrapといわれる薄いナンのようなもので野菜と何かを巻いた、一種のサンドイッチである。スーパーのサンドイッチやポテト・サラダもかなり利用した。多分初めて試す人だったらば美味しくないというかも知れないが、以前にその味になれていたからそれ程おかしいと思わなくなった。
 実は日本でも同じで、ひとりで本屋を見に行ったりしても、出先でひとりで蕎麦をたぐることも余りしない。それくらいだったら家に帰ってひとりででも何かを食べる。ましてやレストランというようなところに入ってひとりで食べると云うことはよほどのことがないとやらない。
 やっぱり飯は誰かと食わないとうまくない。誰もつきあってくれなくなったときだ、問題なのは。