ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

上手いのか?

 昨日のことだったのか、今日のことだったのかなんだか頭がぼ〜っとしていて定かではないのだけれど、ラジオだったと思うのだけれど(それすらもう覚えていない)、和田アキ子アコースティック・ギターをバックに唄っていた。こんなことをいっては何だけれど、それはもうひどいもので(人のことをいえるような私ではないことは重々わかっているけれど)、ベテラン歌手(確かにベテランか)だといって偉そうにいうほどのものではないことはすっかり露呈していて、「歌手だ」と彼女がいえばいうほど“いや、もうそれはいうのは止めたら・・・“といいたくなってしまう。
 大晦日テレビ東京の恒例の懐メロ大会はもう倒すと決まったコマ劇場からの中継だったけれど、双葉百合子や畠山みどり、そして大津美子なんてところは全然大丈夫。特に浪曲出身の人たちは実に声に張りがあって充分現役でも通用するくらいに大丈夫。尤も本人たちは引退したなんて一言もいっていない。和田アキ子の場合は声も出ていないし、息も続かない。
 こうして考えるとプロは本当に大変だ。70歳を過ぎたらいい加減に許してやればいいのに、なかなか許してもらえない。「あぁら、声が出てないわねぇ」だとか「見てて可哀相だ」なんて辛いことを平気で言い放つ。でも、その分美味しい時代を過ごしたんだからしょうがないか。