ほぼ足りてまだ欲 その先

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いずみたく

 NHKのBS-2で「シリーズ 昭和の歌人(うたびと)たち」をやっていた。今回は「いずみたく」。司会は由紀さおり山川静夫。歌うのはデューク・エイセス, 梓みちよ, 姿月あさと, 西口久美子、今陽子なんてところだけれど、今陽子はまさにいずみたく内弟子だったようだ。
 しきりに司会の由紀さおりいずみたくを「先生」と呼ぶのがとても耳障りだ。往々にして芸能界の人たちはこうした役割の人たちを番組中でも「先生」と呼んで気持ちが悪いことこの上ない。「先生と呼ばれるほどの悪でなし」といった人がいたっけなぁ。身内で話すときはそれでも良いけれど、視聴者に向かって話すときはそれは止めた方がよいと思うけれどなぁ。
 だれもがいずみたくには褒められたことはないと云い、本当に厳しい人だったようだ。当時のあの売れっ子ぶりから想像するに相当ワンマンだったんだろうなぁ。
 いずみたく永六輔とコンビを組んで随分たくさんの歌を作った。永六輔は中村八大とも組んで随分たくさんの詩を残しいているんだから、考えてみると相当なものだ。
 デューク・エイセスの「にほんのうた」シリーズは全部「いずみたく+永六輔で50曲、4枚のアルバムに収められている。三浦じゅんと安西の「勝手に観光連盟と」良い勝負か・・?
 佐良直美が唄った「世界は二人のために」と「いいじゃないの幸せならば」はいずみたく山上路夫のコンビだ。そういえば佐良直美といったら多分もうすでに63歳くらいになっているわけで、犬に囲まれて幸せに暮らしているらしいけれど、如何にもお金持ちのお嬢ちゃんという雰囲気の芸能人だった。巴工業の筆頭株主なんだと聞くとさもありなんという気がする。