ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

迂闊にも

 こちらの方のブログで文京区が図書館を民間に委託運営する方向にいることを知った。どうやら図書館は都立の図書館がどんどん地元管理に移って生きつつあるだけではなくて、区立の図書館も人件費削減をうたって民間に業務委託されていきつつあるらしく、カウンターなんかに至っては低賃金労働の場となってしまっているらしい。
 ということは私の地元の図書館はどうなっているんだろうかと調べてみたら、何を暢気なことを云っているんだ、とっくのとんまにそんなものは民間に委託されちゃっているのである。
 思いだしてみると急にそれまで登録してあった利用証にラベルを貼り直すと云ったり、貸出冊数をそれまでの四分の三に減らしたりし、挙げ句の果てにカウンター業務でそれまでなんの問題もなくスムースに流れていたものが妙に様々なことで引っかかったり、館内の管理がとっても緩慢になったりで、それ以来借り出すことはするけれども、館内で調べ物をしたりすることは諦めている。
 大きな問題が起きているとは思えないが、館内で時に図書館の中とも思えない状況が生み出されるようになったのは明らかにそれ以降のことであり、それが時代と共に図書館に関する知識のない人たちが増えているためなのか、委託管理によって管理体制がゆるんでいるためなのかは真剣に観察しているわけではないので、断定ができない。