うちから歩いて10数分の地下鉄駅近くに若い職人でわんわんしているパン屋がある。週末なんかに入っていくとどんどん次から次に焼き上がってくるパンを待って、店中が足の踏み場がないほどのお客でわんわんしている。近所にも自家製造のベーカリーが2-3軒あるのだけれど、その差は歴然としている。安くはないのだけれど、それはそれは美味しいのだ。都心のデパートの地下に良くある小じゃれたパン屋なんかの比ではないのだ。なんでこんなところにこんなパン屋があって、それがこんなに盛っていて、一人勝ちなのか、良くわからないのだけれど、中身を見ると本当にあれもこれも食べたくなる。良く見ているとどこかよその街から来たらしくてトレイから溢れそうに買っていくひとがいる。そうかと思うと「〜のパンはまだ焼けないのか」とお目当てがあってきている人もいる。
食パンにも何種類もあって、概ねスーパーで売っている大手パン屋の食パンの130%位の値段だから安くはないのだけれど、絶対額を考えるとむちゃくちゃ贅沢な暮らしをしようというわけではない、というところがポイントか。たまに1食分美味しいパンを食べるとそれだけで幸せになれるというところが嬉しいような、寂しいような・・・。
今日はキノコ満載パン、ピザパン、ゴボウパン、おからコロッケパンを購入。どうやら近所のスーパーが経営しているパン屋らしい。
