ほぼ足りてまだ欲 その先

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ビルマ

外国人を自宅に滞在させたとして国家防御法違反の罪で刑事訴追されたミャンマービルマ)の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん(63)の裁判が18日、ヤンゴン郊外のインセイン刑務所内の法廷で非公開で始まった。弁護側は裁判の公開を求めたが却下された。(asahi.com 2009年5月19日0時0分)

 彼女に対する非人道的なこの一連の行為を阻止できなかったとすると先進各国、国連に対する非難が出ても仕方がないだろう。私たちの政府が厳重な抗議を行うことを期待したいけれど、どうだろうか。14日には大使館前で在日ビルマ人による抗議行動があったそうだけれど、もちろん大使館はけんもほろろ。なにができるのだろう。
 日本からの対ミャンマ政府ODA 平成20年度

  • 貧困農民支援(FAO経由)無償資金協力 2億円
  • マラリア対策計画 無償資金協力 3.46億円
  • 人材育成奨学計画 無償資金協力 3.92億円(中央政府の若手行政官等最大30名が、我が国の大学院において、経済、経営、法律、農業、国際関係等の分野で学位取得等を目的として留学するのに対して、4か年にわたり必要な経費を支援)このプロジェクトは2002年以来継続的に行われているわけだけれど、これは軍事政権に必要な人材を育成している、ということになるわけだろうか。考えようによっては日本は現政権を後押ししているわけだ。ラングーンに駐在していた各社は今でも人を残して虎視眈々とチャンスを狙っているのだろうか。