ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ミーハー的注目候補者

 なんといってもその結果が楽しみなのは北海道11区の中川昭一だ。なにしろ今回「断酒」宣言をしているくらいである。「やり直す」といっている人にチャンスを与えなくてはならないというのが成熟した社会。ま、彼の場合はこれまでに何度も同じ事を繰り返してきていたのだけれど、最後のだめ押しを国際的舞台でやっちまったんだから、今度こそやり直す決意ができているんだろうという期待を選挙民が持つんだろうという読みなんである。
 ま、有り体に申し上げて彼が本気になってそんなことがやり通せるのかといったら、私は多分無理だろうと思っている。でも、北海道11区の選挙民がそう思うのかといったらそれはどうかわからない。北海道11区がどれほどの意識を持つ人たちがいる地域なのか、どうかが今回の選挙でよく分かるんだろうと思う。
 
 次は自民党町村派領袖たる町村信孝が応援に駆けつけているという、ご存知宮崎1区の中山成彬だ。中山は町村派の事務総長なんである。自民党からの公認がとれずに無所属で出馬決定となった中山のための応援。「中山さんは民主党(政権)になるかもしれないのを黙って見過ごしていいのかと、正義感や愛国からもう一度頑張ろうという思いになった」と演説したんだと毎日新聞宮崎版が報じている。西日本新聞によると、「教育、外交、安全保障政策にぴしゃっと筋が通った政治家です」ともいったそうだけれど、選挙出馬に関してだけは出るだの、出ないだのとぴしゃっと筋が通っていないわけか。中山は自民県連に町村が来るんだからと演説車を貸してくれと要望したけれど、断られちまったんだそうだ。こうした自民党県連内部の派閥争いが報じられる中、そんなコップの中の争いを国選の舞台で宮崎1区の皆さんがどう判断されるのか、楽しみだ。


 そうそう、毎日新聞が報じているが、大川隆法幸福実現党はあんな大げさな新聞一面広告まで打ちながら、自民党支持票が分裂する事を避けるために(ここのところは私の勝手な解釈)全面撤退するんだそうだ。なんだ、それ!?
 この際自民党はもうひとつのいつも一緒にいる宗教党も一緒になって合併しちゃえばいいんじゃないの?各紙は混乱状態。「撤退!」と書いた記事は既に殆どリンクが切れている。

 あれ!?撤退しないといっている。それでも候補者を削減するという。ついでに全員削減しちゃったら?