ほぼ足りてまだ欲 その先

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事業仕分け

 とうとう小沢一郎のごり押しで手足をもぎ取られてしまってメンバーはなんとたったの7人になってしまった。いくら仙石由人と枝野が気にいらないったって、こんなに重要な作業をぐずぐずにしてしまった小沢一郎の責任はものすごく大きい。
 何が何だといっても新人議員は次の選挙に当選しなくちゃ本物じゃないといういい方は本来的な政治家としての立場とはことを異とする。それは選挙のための議員ということになってしまう。それが古い選挙至上主義の自民党的な発想に他ならない。小泉郵政選挙に当選した一期目の議員の多くが今回落選した多くの理由が、二期目の選挙のことを考えて地元との往復をしなかったからなのだろうか。有権者の一人としていわせて貰えば、選び出して国会に送り出した議員にはすぐさま活躍して欲しい。地元にマメに帰らないからだめだったのか。自民党そのもののあり方が問題だったはずで、それはなんだかんだいいながらも目に見えて改革していっていないだけでなくて、どんどん社会的国家の役割を切り刻んでいった結果だったのではないのか。
 そこを取り返してくれるのが民主党への期待の一つではあるし、そのための原資を得るために、これまで表面に出てこなかった、いや、表面化しないように仕向けて、私たちに見えなくなってしまった予算の伏流水的行方を、明らかにしてくれるはずの「事業仕分け」をないがしろにしてはならない。
 小沢一郎民主党の将来を目先に振り回されて矮小化しているのではないだろうか。私は彼を信用していない。