ほぼ足りてまだ欲 その先

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平河町

 てなわけで、電話で申し込んだ国立演芸場の切符を取りに演芸場に足を運んだ。半蔵門線の永田町で降りてながぁ〜いエスカレーターでがんがんあがる。かつて工事中だったところは森ビル(正式名称:平河町森タワー/平河町森タワーレジデンス)になっていて、こんなところまで森ビルなんだなぁと驚いたものだったんだけれど、これができてから降りていくのが楽になったのは確かだ。このビルってのはなんとオフィス・ビルだけではなくてレジデント・エリア(14〜23階総戸数122戸(内賃貸戸数70戸)賃貸料最低35万円/月!)もあるんだそうで、扉の中を覗くと自転車置き場なんてのが見える。なんだか自転車が似合わない。しかし、こんなところに暮らしている人なんて本当にいるのかね。買い物を考えたら不便この上ないだろうに。多分事務所になっちゃってるんじゃないのかな。ま、こちとらにはなんの関係もない。
 ここまで来たんだからと自民党のビルの前を歩いてみる。かつてはいざという時のための車止めなんかを脇に備えて何人もの警察官が鋭い目つきで通りをあたかも関所のように目を配っていたのだけれど、今日は警察の車はワンボックスのロング・シャーシーがわずかに一台。入り口にはそれでもやっぱり警官が立っていて鋭い目つきを送ってくる。それを見やりながらカメラをビルに向ける。それだけじゃつまらないから駐車場を外から取っていると、後ろに視線を感じる。振り返るとやっぱりこっちにも警官がいる。麹町中学校側に渡り、もう一度振り返るとこりゃ良いアングル。その様子をやっぱり警察官が見ているのを感じる。
 この際だからと何十年ぶりに246号線を赤坂見附に向かってだらだらと降りていく。左手は昔から大きな木が立っていたなぁと思ったら、参議院議長公邸、衆議院議長公邸が続く。こんな広い駐車スペースが要るようなことが行われるんだろうか。いやいや、そもそもこんな公邸は必要なんだろうか。人をお呼びすることが必要な時は近所のホテルでやれば良いんじゃないの?と思いながらなおも歩いて行くと、石垣になにやらプレートがはめ込まれている。

 なんだろうと思ったら東京女学館発祥の地なんだそうだ。へぇ〜こんなところに?
 昔赤坂東急ホテルと呼んだホテルの横を通る。この建物の雰囲気は全く変わっていないように見える。40年前を想い出す。