何でもかんでも「問責決議案」を振り回せばいいってもんじゃないんだよ、みんなの党の江田君。
千葉大臣の死刑執行について、自民党、みんなの党のコメントは失礼この上ないと思わないか。千葉大臣が選挙に落選したのは事実だ。しかし、民間人としての閣内入りは禁じられているわけでもないし、就任に際して大騒ぎしたというのであるならば別にしても、法令を守った大臣がそれ故にこれだけのことをいわれるのは納得ができない。
ならばその法を改正する努力をこれまで政権を握っていた党、つまり自民党、公明党は、なぜやってこなかったのか。自らの怠慢をそのままにして法を守った大臣を非難する、あるいは問責決議を出すという理不尽をなぜ、マスコミは非難しないのか。
何度もいうけれど、私は死刑に反対で、終身刑を設定するべきだと思う。
- 「国民にレッドカードを受けた人がすべきでない」
- 中田宏は民主党政権が誕生した昨年9月までさかのぼり、「そもそも法を執行するつもりのない人を鳩山由紀夫前首相は法相に登用すべきでなかった」
- 自民党大島理森幹事長が、千葉氏が参院選前まで死刑を執行してこなかった点を挙げ「法相としての正当性が問われているのに、違和感を覚える。選挙で落ちて執行したことに驚きを禁じ得ない」
ここまでは産経新聞が報じたコメントだけれど、中には「一度手にした権力に酔っているんじゃないか」とまでいった輩もいる。