ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

今日は休憩

 昨日の夕方から夜にかけて、東京では西部で雷が発生して局部的に豪雨となったらしい。こっちには来なかった。その代わりに夜になってから涼しい風が吹き出した。夜中にはいつもの格好では肌寒く感じるくらいで、タオルケットをキチンと被って寝たくらいだ。朝もとても快適で、気がついたらしっかりと7時間以上寝ていた。さしものあの暑さも今日は一旦休憩か。
 夜中にテレビ東京WBSをみていたら今北京で売れっ子になっているという26歳の加藤嘉一が出演していた。日本で高校を卒業してから中国に行って、一から初めて今年北京大学国際関係の修士を終えたばかりだというけれど、もう既にマスコミで売れっ子の日本人コメンテーターとなって大活躍なんだという。
 やっぱりネイティブの人たちと渡り合える言語の習得というのは大きな武器であることは明白だ。日本の若者たちが外に出て行かないといわれる昨今にあっては特に目立つのか。
 なんで日本の若者は外に出て行かなくなったんだろう。きっとなにかあるに違いないという思い込みをしなくなったということなのか。まだまだ面白い世界があるに違いないと思わないということか。自分にとってのなにかを見付けられるか、られないかの危険を冒すくらいなら、行かない方を選択してしまうのか。行かなきゃなにも起こらないだろうといったらきっとそれで良いという反応が返ってくるのか。
 じゃ、どうしたら彼等が自分から外に出掛けていこうとするのだろうか。どうしてもここにいられないという環境を創ったらひょっとして出ていくのかもしれないけれど、それではcreativeではありえない。
 外から日本を見たらまた違う日本が見えてくるというのは外を経験した人たちの多分少なくとも7割はいうだろう(全く根拠のない数字で、信用してはならないけれど)。それは確かに様々な点でそれまでとは異なる視点を獲得できることは間違いがない。それでも「かったるい」というのだろうか。みんなとても用心深くなっている。恋愛だって振られた時の惨めな気持ちが嫌だからしないという。成就した時の高揚感を求めて気持ちのままチャレンジしたらいいのに。就職試験に落ちたら自分が全否定されたような気がするという感想を良く聞く。
 自分が大事なのか。自分が大事なんだったら自分の置かれた環境を変えていったらいいのになぁ。
 アジアで一番米国への留学生が少ないのが日本なんだそうだ。別に研究したいテーマもないのに留学しろなんていわないけれど、チャレンジというのはできる時にやらないと、こんないい歳になるとなかなかできやしないんだよなぁ。実にもったいないなぁ。できることなら今の時点で18歳に戻らして貰って、そこからやり直したいなぁ。