ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

頑張った

 いつもの電車に乗って新宿に着いてみると、電車が若干遅れ気味だったようで、部屋に入るともう既にレクチャーが始まっていて、しょうがないから一番後ろに座る。しばらく欠席していた間に随分出席者が減っているような気がする。なにしろ出席者の大半は65歳以上だからこの夏の暑さで身体を壊した人がいてもおかしくない。
 前にここに書いたことがあるのだけれど、実は私の耳垢はうまく取れなくて、どんどん溜まってしまうそうで、医者にしばらく行かないでいると段々聞こえが悪くなる。今、まさにその状態に陥っているものだから、こんな後ろに座ると、時として聞こえないことがある。特に保阪正康の喋り方は、昨日の鈴木宗男のようにとおるわけではないので、手を耳に添えてじっと聴く。
 今日はここで引用されていたうち、新書のものを三点本屋で入手。

外務省革新派 (中公新書)

外務省革新派 (中公新書)

スターリンの対日情報工作 クリヴィツキー・ゾルゲ・「エコノミスト」 (平凡社新書)

スターリンの対日情報工作 クリヴィツキー・ゾルゲ・「エコノミスト」 (平凡社新書)

 山手線に乗って池袋、東上線に乗って志木。バスに乗って母校に到着。正門前のスーパーで弁当を買って研究棟のロビーに行って昼飯にする。すれ違う人たちが、学生はもちろんのこと、先生方でも見知らぬ方ばかりである。何となく、するようなしないような会釈をする。なかなか先生が研究室に来られないので、教室に直接行ってみると、なんだか雰囲気がおかしい。知り合いの人にお伺いしたら授業時間が前とは変わっているんだというのだ。
 事務室に行って恩師がどこで授業をしているのかお伺いすると、見たことのない、パートタイマーと覚しき女性の方が滅多にチェックしたことがないらしくて、随分時間がかかってようやくわかった。その部屋はゼミ室のような部屋で、なんの授業だろうかと扉を開けてみたら学部三年生のゼミなんだそうだ。
 そのあとの時間が先生の半世紀を語るとでもいうような授業だそうで、これは楽しみだ。しかし、現役の学生さんたちにはわかるんだろうか。これからも顔を出そう。