いつもの電車に乗って新宿に着いてみると、電車が若干遅れ気味だったようで、部屋に入るともう既にレクチャーが始まっていて、しょうがないから一番後ろに座る。しばらく欠席していた間に随分出席者が減っているような気がする。なにしろ出席者の大半は65歳以上だからこの夏の暑さで身体を壊した人がいてもおかしくない。
前にここに書いたことがあるのだけれど、実は私の耳垢はうまく取れなくて、どんどん溜まってしまうそうで、医者にしばらく行かないでいると段々聞こえが悪くなる。今、まさにその状態に陥っているものだから、こんな後ろに座ると、時として聞こえないことがある。特に保阪正康の喋り方は、昨日の鈴木宗男のようにとおるわけではないので、手を耳に添えてじっと聴く。
今日はここで引用されていたうち、新書のものを三点本屋で入手。
戦後日本が失ったもの 風景・人間・国家 (角川oneテーマ21)
- 作者: 東郷 和彦
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/08/10
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- 作者: 戸部良一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
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スターリンの対日情報工作 クリヴィツキー・ゾルゲ・「エコノミスト」 (平凡社新書)
- 作者: 三宅正樹
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事務室に行って恩師がどこで授業をしているのかお伺いすると、見たことのない、パートタイマーと覚しき女性の方が滅多にチェックしたことがないらしくて、随分時間がかかってようやくわかった。その部屋はゼミ室のような部屋で、なんの授業だろうかと扉を開けてみたら学部三年生のゼミなんだそうだ。
そのあとの時間が先生の半世紀を語るとでもいうような授業だそうで、これは楽しみだ。しかし、現役の学生さんたちにはわかるんだろうか。これからも顔を出そう。