ほぼ足りてまだ欲 その先

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おかしいぞ

 岩手県警がまったくサボっている殺人事件をたったひとりで追い続けてきた元警察官で、警察ジャーナリストといわれている黒木昭雄氏が自分の車の中で練炭がたかれた状態で死んでいるのが発見されたと報道されている。
 同姓同名の女性のひとりが何物かに殺され、その二人と付き合っていた男は怯え、履き物を残して姿をくらまし、その男を脅していたと覚しき日本刀を振り回す男を岩手県警は捜査もせずに放りっぱなしにしていたという誠に奇っ怪な事件だけれど、今になってみれば、地方の警察がこれくらいのことをしたって、おかしくはないと思わせる事件である。
 彼はこの事件を臆することなくしきりに報道に努めてきた骨太のジャーナリストである。こんな人間が練炭自殺だなんて、にわかには信じがたいし、大きな違和感を抱かざるをえない。この事件そのものを大手マスコミは殆ど取り上げてきていない。
 警察、検察がこれまでどんなことをしても平気の平左だったのは、こうしたマスコミが一切報じることがないという姿勢に守られてきていたことが大きな要因だ。三井環事件にしても、足利事件にしても、免田事件にしても、北海道警裏金事件にしても、おかしいなと思った人間はことごとく何らかの報復を受けている。そして、大手マスコミ(この表現はおかしいなぁ、大手だからますなんであって・・)はこうした事件を継続的に報道することはないし、報道したことがあっても殆ど警察、検察発表を鵜呑みにしたものばかりであることを、何度も何度も繰り返して、いい続けなくてはならない。
 黒木昭雄氏の死亡に関して警察が徹底的なそうさをするかといったら、殆どそれは期待できないだろう。自殺として検死もせずにそのまま葬り去ろうとするのではないだろうか。
 三宅雪子の4階ベランダからの落下事件は果たしてどうなのだろうか。だれか目撃者はいないのだろうか。