ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

都立中央図書館(広尾)

 とても久しぶりにいったので、システムがずいぶん変わったような気がする。ロッカーが突き当たりにあったのは同じだ。国会図書館とほぼ同じシステム。パソコンが使える机が増えている。コピー機が数台並んでいるところがあるのだけれど、自分で勝手に行ってコピーを取ることができない。伝票を書いて持っていってOKを取らなくてはならない。面倒。だけれども自分で取る機械は白黒一枚10円なので納得できるのだけれど、国会図書館のように預けてとって貰う方はなんと一枚25円も取る。最初は合冊本は預かりますといわれた。素人が思いっきりガラス面に押しつけると、割れる可能性があるからなんだろうから、と納得。随分金がかかった。で、最後に文藝春秋の別冊「ノンフィクション」(グラフ誌のような形態)を持っていったら、それも25円の預かり組だという。「これは合冊じゃないからセルフでいいんでしょ?」というと、いやいや発行されたのが2000年以前のものだから駄目だという。そりゃ聴いてねぇよ、と思ったけれど、だったら利用させるなといいたくなった。セルフの2.5倍の料金を取る理由はなんだね?たっかい人件費だ。
 雑誌をOPACで検索しては出したり戻したりしていたのだけれど、どうしても文藝春秋の1987年4月号を取り出してもそれらしい記事がない。2度ほどそんなことを繰り返したら、雑誌の書庫出しをしてくれる係りの女性が、ひょっとしてこちらは?とその別冊を持ってきてくれた。そ、そんなものがあったのか!?と思ったらその中に目当ての記事がばっちりとあったのだった。素晴らしい機転。それでこそ図書館のコンシアージ。書庫に入れば気がつくものも、端末上ではその記述がなくてわからなかったのである。
 ひょっとするとそんな人が他にもいるのか。
 公立の図書館だから、様々な人が出入りしていて、その人たちを見ているだけでも、実は面白いんだけれどね。パソコン利用ですってんで入ってきてずっとネットを転がしている外国人がいた。そうか、ネット・カフェなんかと違ってここだったらタダだよ。だぁ〜た!