ほぼ足りてまだ欲 その先

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東京電力

 東京電力は安全保安院とともに足並みを揃え、あたかも気の効かないバカな奴らのような行動をとり、国民のみならず、全地球人を危機にさらし続けている。今頃になってプルトニウムが出てきちゃいました、だなんて明かしている。あれだけ「冷やさないと大変だ」といって海水をぶんぶん注ぎ込み、危険を顧みず実行した東京消防庁をヒーロー化して目線をかわしていたけれど、実際にはあれだけ注がれていた水がどこに行くのかという疑問に対して何も気がついていない風を装っていたわけだけれど、こんなことにまで至ってもまだ冷静を装っている。

プルトニウムの濃度について東電は、1940〜80年代に繰り返された大気圏核実験の際、日本に降ったものと同等で人体への影響はないとしている。(毎日新聞2011年3月29日 1時18分 更新:3月29日 1時22分)

 東電だけでなく、政府も直ぐに「人体への影響はない」が大好きで、何かというとこのことばですべてを終わらせることができる魔法のことばだと思っているのかも知れない。しかし、大気圏核実験で何も影響がでなかったということにしているのだとしたら、彼等は「無知」だというしかない。
 今の状態ではもうダメという他はない状況であることを政府は判断して次なる行動に移るしかない。それは即ち、原発周辺からの強制疎開である。