雪

鞍馬の山に登ろうと京阪で出町柳で叡山鉄道に乗って終点の鞍馬で降りると途端にチラホラと雨がふりだした。街を出る時はからりと晴れた良い天気で、「傘なんていらないね」と言っていたくらいだから驚いた。それからみるみるうちに空は暗くなり、しゃらしゃらと雨が降る。駅の前に25人ほどの男性が歩く姿で集まっており、そこで挨拶した地元のらしきひとが「北山時雨といって」といっていたので、珍しいわけではないことがしれた。
それでもこの雨は結構めげるもので、下から全部上がるつもりだったのだけれど、すぐに100円で上がれるケーブルカーに並ぶ。雨はいっかな弱くなる兆候もないどころか、しまいには雪が舞いだすくらいだ。結局、奥の院から貴船神社方面に抜け出るまで、雨は降り止まなかった。
昼飯を鍋焼きうどんで暖かく済ませたところで、ならばと貴船口から叡山鉄道に乗り、伏見稲荷に行く。こっちは近いし、歩かなくてもいいからどっと外国人が増えてくる。
夕飯はホテル近くの「ドンキーコング」で念願のハンバーグを食べた。