何しろ云っていることが国防軍だし、徴兵制だし、憲法改正だよ?
ついこの前まで、この国は「平和憲法」によって国際社会に知られる平和国家で、あの戦争であれだけ周辺国家を侵略したことを悔いていたと思っていたのに、いつまでもそんなことを悔いてなんていないぞ、そんなことは心の底では考えてもいなかったんだからなと開き直って居直る政府を抱えることになったというわけだ。
これが本当にこの国の国民が考えていることなんだろうか、ととても不可思議で、信じられない気持ちでいるうちにどんどんそんな状況が当たり前になっていく様に見えている。今度の内閣を見ると歴史的事実を歪曲化してきた議員が含まれているのを見るとどうやら本当に私たちはこんな政治体制を選択しているらしい。
ひょっとすると、これから先、こんな事を書いていると治安維持法違反だとして拘束されかねない。
一体全体、どうしてこんな事になってしまっているのだろうか。そしてどうしてこの国のマスコミはそこを突かずに唯々諾々とした態度に徹しているのだろうか。
まるで狐に包まれているようである。