ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

地震

 夕方地震があった。慌てて声をかけて玄関の扉を開け放つ。そんなに長くない時間で収まる。そのままリビングにいったら、つれ合いはダイニングテーブルの下で座っていた。もう大丈夫だというと、携帯電話もテレビも速報ピロピロが鳴ったのだと云うのだ。私にはなにもきこえずにいきなりドンだった。確かネットでラジオを聴いていたのだけれど、これはなにも警報を鳴らさなかった。ということは大きい地震が来た時につれ合いは通常テレビを見ているからすぐにテーブル下に逃げ、私はノー天気にもそのままで倒れて来るであろう本に埋もれて死ぬということになる。自分だけが生き残るのではなくて良かったというべきか。
 日光は3.11までほとんど地震が起きることはなかったという。それなのに3.11以降地震が頻発しているという。ということは過去に地震がなくたって、こうして近くの皺が寄って移動する可能性がどこにでも転がっているということではないのか。断層があろうが、それが過去にいつ動いた実績があろうがなかろうが、この列島では何が起きるかわかりゃしない。それを確たる証拠がない、といういい方で目先を誤魔化して原発の建設を続けたがる連中は人殺しではないのか。
 目先の金に目がくれて、この国土をボロボロにしても良いということになる原発推進派の論理は「愚か」そのものである。