ほぼ足りてまだ欲 その先

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独断専行

 日本の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に向けた日米事前協議が12日、決着したと報じられている。え?なにそれ?話はそこまでいってるのか。ただ単に交渉参加するかどうかという協議ではなさそうな雰囲気に充ち満ちていて、これはもう全く、完全に、まごうことなく、TPPそのものに組み込まれちゃうという既定路線をただ単に歩んでいるというだけのことじゃないか。
 しかも新聞記事はこう書いている。

 日米事前協議の決着を受けて、国土交通省は簡単な手続きで輸入する車の上限引き上げを、金融庁日本郵政グループ傘下のかんぽ生命保険の新規事業凍結をそれぞれ発表した。
 国交省は、輸入車の認証手続きを簡略化する「輸入自動車特別取扱制度」の対象を、従来の2000台以下から5000台以下に引き上げる。金融庁は、米国側の関心が特に強いがん保険について、かんぽ生命から新規事業申請があっても認可しないこととする。(2013年4月12日14時45分 読売新聞)

 オイオイ、待てよ。まだTPPに加わったというわけでもなければ、アメリカが「これはおかしいぞ、俺のいう通りにしろ」と言っているわけではないということに、公式にはなっているはずで早くも尾っぽを振って、「キャンキャン、自分で勝手にはやらないからさぁ、ほら、こうやってお預けしているからさぁ、キャンキャン」としているチワワの如くであるぞ。なんだこれは。舌の根の乾かぬうちとはこのことだろう。年末のあの選挙の時の自民党の態度は一体何だったのか。騙されるバカな日本人はこうして植民地の奴隷となりにけり。朝鮮半島を植民地として併合したことに罰をここで受けようと決断したのか、自民党公明党連立内閣は。裏切り者とはこのことだ。
 国民の生活を犠牲にして、自分たちが儲ける傀儡経済政権とでも名付けるか。

首相は「一日も早くTPP交渉に参加し、主導していきたい」と強調。交渉参加について「わが国の国益を守るものであり、国家百年の計だ。経済的メリットに加え、安全保障上の大きな意義がある」と指摘した。(時事ドットコム 2013/04/12-17:58)

 何という白々しい言葉か。何が国家百年の計だ!正に売国奴そのものではないか。どんな国益を守るというのか。このアベシンゾーは本当は一体誰なんだ。前回首相をやっていたあの「安倍晋三」ではなさそうではないか。どうして民族派が異を唱えないのか。