ほぼ足りてまだ欲 その先

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そこが問題なんだよ

 これはどうでも良いことなんだけれど、橋下徹飛田新地組合の顧問弁護士だったそうだ。飛田新地といったら東京では吉原みたいなものだ。で、かれは彼の地の性格を問われて「法律違反だったら取り締まられているはずです」と答えたのだそうだ。(伝聞で申し訳ない。彼と直接話すチャンスもないし、話したくもない。)
 問題はそこだ。官憲が取り締まらないものは法律違反じゃないのかといったら、全くそんなことはない。それこそ飛田新地や吉原で行われていることはどう見ても明らかに日本の法律に違反しているが、ごくたまに見せしめのような取り締まりが行われるに過ぎない。
 どこの街のどこのパチンコ屋だってすぐ傍に「古物商」の鑑札を免罪符のように掲げた景品買いの窓口があって、昼から多くの人が交換景品を抱えて列をなしているぞ。古物の買い取りなんだから問題ないと橋下徹は説明するかも知れないけれど、あれはどう見ても賭博法違反だ。あ、だから彼はカジノだなんて横文字にすればスマートだという幼稚なマジックを未だに弄しているけれど、貧困ビジネスの最たるものを振興しようとしているってことなのか。
 彼がそれでも日本の弁護士の資格を持っていて、その上我が物顔にこの国の政党党首だってんだから、まさに絶望的な様相を呈している。身体が動かなくても奴らの思うようになるつもりはない。