ほぼ足りてまだ欲 その先

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撤回、誤解

麻生太郎のその後。

麻生太郎副総理兼財務相は1日午前、憲法改正をめぐってナチス政権を引き合いに「手口に学んだらどうか」などと発言したことについて、「誤解を招く結果となったので撤回したい」と述べた。財務省内で記者団に語った。国内外で批判が高まっていることを踏まえ、発言を撤回することで早期の収拾を図る。
 麻生氏は記者団に「(発言が)私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾だ」と述べたうえで、「憲法改正については落ち着いて議論することが極めて重要だと考えている。この点を強調する趣旨で、喧騒(けんそう)にまぎれて十分な国民的議論のないまま進んでしまった悪(あ)しき例として挙げた」と説明した。
 さらに「私がナチスやワイマール憲法にかかわる経緯について極めて否定的にとらえていることは、全体の流れをみていただいたらはっきりしている」と語り、ナチス政権を肯定する立場ではないことを強調した。その後、同じ内容のコメントも発表した。 (朝日新聞ニュース2013年8月1日11時47分)

 朝日も先日のTBSの取材拒否を見ているものだから非常に協力的といえる書き方だといっても良いかも知れない。
 撤回したら、「ありゃ誤解で私の真意でない」といったらそれで終わると思っているその辺にゴロゴロしている大(バカ)者政治家の提灯を持っているマスコミはこれで「収束」させようというのだろうか。
 臍で茶が湧く。しかも、彼がいっている「十分な国民的議論」とは何か?「国民と改憲しようとしている政治家との間の討論」ではない。彼らはやるのは「国民が参加しているかと見まごう」議論に過ぎない。国民と「議論」なんてしたことないだろう!?