朝日新聞が「麻生太郎副総理が29日に東京都内でのシンポジウムでナチス政権を引き合いにした発言は次の通りだ、として「憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。」を紹介している。
この他に、なにもかもマスコミが騒ぐからいけないんであって、靖国だって静かにやっているのにマスコミが騒ぐから中国も韓国も騒がないわけにいかないともいっている。マスコミが「自民大勝だ」と騒いだから勝てたことをころっと忘れている。
それもあるけれど、こっちも私は気になる。
私どもは、周りに置かれている状況は、極めて厳しい状況になっていると認識していますから、それなりに予算で対応しておりますし、事実、若い人の意識は、今回の世論調査でも、20代、30代の方が、極めて前向き。
一番足りないのは50代、60代。ここに一番多いけど。ここが一番問題なんです。私らから言ったら。なんとなくいい思いをした世代。バブルの時代でいい思いをした世代が、ところが、今の20代、30代は、バブルでいい思いなんて一つもしていないですから。記憶あるときから就職難。記憶のあるときから不況ですよ。この人たちの方が、よほどしゃべっていて現実的。
50代、60代、一番頼りないと思う。しゃべっていて。
おれたちの世代になると、戦前、戦後の不況を知っているから、結構しゃべる。しかし、そうじゃない。 (朝日新聞2013年8月1日2時18分)
「じゃ、なんですか、バブル経済が良かったといっているってことですよね」と指摘されても仕方がない。
一番自民党に投票しているのはその50-60代だということを忘れている。なにしろ一番投票率が高いのはいつの時代もこの世代だよ。今、非常にふざけた労働環境の中であえいでいる20-30代を実は支えているのは親世代ではないのか。
この爺さんは全く何も学習してこない。