ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

墓参り

 例年、お盆過ぎにうちのお墓と連れ合いの実家の墓を参りに行くのだけれど、今年はその週末に用事があるものだからというので、お盆週間を避けて出かけた。毎年このときだけレンタカーをして行く。つまり年に一度だけ車を運転する。この歳になると年に一度だけの車の運転というのは多少不安が首をもたげてくる。前夜は暑かったわけでもないのに、それが気になってしょうがなかったのか、なかなか寝付けなくなってしまい、多分朝3時半くらいまでしっかりと覚えている。8時半には起き出して9時には走り出した。
 昔は都内の一方通行も結構覚えていたというのに、車を手放してから10数年経つとすっかり忘れている。神田から首都高速に入って中央高速をひた走り、甲府南で降り、川に沿ってほんのわずかの耕作地を頑張って開いてきた村もどんどん寂しくなってきて、商店街も全くのシャッター街となってしまった。
 急な斜面に貼り付くように拡がっている寺の墓地は下からヨイショヨイショと急な階段を上がっていくのはとっくの昔に諦めていて、車で細い道をあがり、上から降りていく。
 雲が広がっていて、あぁ、今日は見えないなぁといいながら車から降りると、おぉ、頂上のほんの一部だけが見えてきた。久しぶりに長男が一緒だったから富士山もちょっとサービスか。それにしても暑い。蝉が地上で啼いている。
 義母が他界したのは年末だった。義父が逝ってしまったのも暑い季節じゃなかったのに墓参りがいつもこの暑い時だものだからか、どうも暑い山間の空を見るとこの二人を思い出す。
 墓参りだけで帰京する長男と別れてからは、ひたすらいつものように長坂のスーパーで買い物をして、軽井沢の友達のところへ一直線でむかうのだけれど、今年は鎌倉の墓を来月に繰り延べしたので、時間がある。じゃ、というので小海の「八峰の湯」(やっほーのゆ)に寄って一風呂浴びた。雲が出ていて八ヶ岳連峰はまったく見られなかった。
 夕飯は例年通り塩沢の「弥栄」。いつものエビフライではなくて、なんとメンチカツ。クレソンとトマトのサラダは今年も旨い。