ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

やぁ〜な雰囲気

 出光の爺ちゃんを題材にして、ものの見事に「偉人」に仕立て、旧日本軍の特攻隊を美化して見せた放送作家出身のおっさんがNHKの経営委員になったなんてもう虫酸が走る話だ。こんな事を正々堂々とやらせて良いと思っているのがNHKだってことなんだろうか。アベシンゾーのごり押しを甘んじて受けるのが今のNHKの体質そのものなのだろう。だから、総合チャンネルの午後7時や午後9時のニュースを見ていると、トピックの順序にしても、取り上げるタイミングにしても、明らかにかつてに比べたら政府のための広報機関と堕しているといっても良い。
 三宅某というまるで田舎の高校の教頭にでもいそうなタイプの男性アナウンサーがいるが、彼が仕切るNHKスペシャルの討論番組が時々あるけれど、あれなんて見ていると、あぁ、こいつは、あるいはこの番組のプロデューサーは、まさに自民党公明党連立政権の手先ってことだなと納得がいく。
 日曜討論のおっさんもいかにも頭の固い地方自治体の課長あたりにいそうなタイプで、盲目的にお偉いさんにくっついて、発言してみてはそっちを見て「僕ってどう?」といっていそうだ。
 40代くらいの世代に、かなり彼らのキャンペーンに単純に反応してお先棒を担いでいたり、あるいは盲目的に提灯を捧げて行列に入りそうな人たちが見られることにも驚く。もう、今や行われていることはキャンペーンであって、「皆さんの活発な議論を」といつでもアベシンゾーは(そんな隙を与えるわけがないだろう!と宣言しながら)それを口にしながら、心の中では、こんな体制の間にできるだけできることをしていってやろうと踏んでいる。
 特定秘密保護法の次は共謀罪だというのだから、ここから先はどんな輩でも、どんな理由でもどんどんしょっ引くことができる世の中を構築するつもりだ。いまだに「そんなことできるはずがないじゃないか」だとか「日本のどこがいけないんだ、強い日本で良いんだ!」とお先棒を担ぎたい人はそれで良いだろう。
 私はイヤだ。