ガンガン円安が進んでおります。アベシンゾーは三本の矢だか、アベノミクスだか知らないが、輸出企業が為替だけで好転するという実に実体の伴わない、どちらかというと虚業的思い込みだけの経済の好転というものに踊らされて、国民を誤解させる政策を進めておりますな。
実際に国民はなんもしないでいるのに、一見景気が良いように見えているわけですが、実際は消費税増税以降、なにも良いことは起きちゃいないです。ここのところ何もかも値上がりしちまいやがって、ぞっとするばかりであります。
その上、この国の産業界は輸出企業ばかりじゃありませんから、一体全体これが良いのかどうか、判然としなくなって来ちゃっていますよ。輸出企業は消費税を払っていない上に還付を受けたりしちゃっていますから、彼らはうはうはでございましょう。しかし、資機材を輸入してこないと成り立たない会社はここで、コストどんどん高になって来ちゃいましたからね。
知り合いの方が機械メーカーに勤めているのですが、設備投資する企業が工場をみんな外に持って行っちゃっているので、知らないうちに輸出企業になっちゃいました、とウハウハしています。
遊びに行く費用がどんどん予算オーヴァーになっていっちゃっていますから、どうしようかと悩んでおりますな。
こんな政策で小金を溜め込んだ年寄りのハートを思いっきりつかみ取り！これでまた後腐れのない年寄りは、医療費が高くなろうが、年金減らされようが目を輝かせて「信じられないっ！」と感動して投票するんだね。これで解散総選挙はまた現実感を帯びて参りましたな。今解散したら圧勝する。そして、このツケはことごとく次世代に持ち越している。気がついた時には犯人はとっくにあの世にトンズラ。
