ほぼ足りてまだ欲 その先

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三菱重と川重

 昨日のテレビのニュースで知った。

豪ジョンストン国防相は16日、日本の江渡聡徳防衛相と会談し、オーストラリアが計画する潜水艦建造への協力を要請した。
オーストラリアはかねてから日本の潜水艦技術に関心を示していたが、公式に打診したのはこれが初めて。水面下で進んでいた潜水艦の日豪協力が本格的に動き出す。(ロイター2014年 10月 17日 00:03 JST

 日本の海上自衛隊が持っている潜水艦はすべて三菱重工川崎重工が建造したものである。この二社以外は建造したことがないから、絶対に建造できない。だから、日本政府が交渉をしているとはいっても実態はこの二社が交渉しているといっても良い。この二社は交互に海上自衛隊の潜水艦建造をしてきている。かねて武器輸出を解禁しろと圧力をかけている企業の筆頭はもちろん世界の重大兵器産業企業に相当する売り上げを持っている三菱重工に間違いがない。後は三菱電機や日立、川重ってところだろうか。
 どうもドイツ企業も横やりを入れてきているらしくて、そう簡単にいくのかどうか知らないけれど、この話はこれまで水面下で進んでいたというんだから、アベシンゾーが武器輸出を簡単に閣議決定でおおっぴらにしてしまった裏には確実に経団連の圧力が続いていたということだ。儲かりゃ何をしても良いんだという企業も企業だけれど、美味しければ何でもする政治屋にこの国はぼろぼろにされていく。